理由書と同じくらい大切である証拠書類の提出について

在留資格申請において理由書の大切さは述べてきました。

任意なのに実は必須書類である在留資格申請に添える「理由書」とは – 行政書士 見山しんじofficial site (miyamashinji.jp)

雇用先企業が提出する雇用理由書について – 行政書士 見山しんじofficial site (miyamashinji.jp)

外国人が準備する「理由書」について – 行政書士 見山しんじofficial site (miyamashinji.jp)

しかし、それと同じくらいもしくはそれ以上に大切な書類は、理由書に記載した内容を立証する証拠書類です。

理由書に記載された事実をさらに細かく証拠資料として保管していくわけです。

雇用理由書には、企業のパンフレット、会社登記簿謄本、決算書、雇用契約書、事業計画書等が必要です。

また理由書では、申請人の履歴書、卒業証明書、成績証明書、資格証等が必要となります。

こういった証拠書類は公的機関が発行した書類ほど効力が高く、民間が発行した証拠書類の方が効力が低くなる傾向があります。

収入証明であれば課税証明書が一番効力があり、源泉徴収票や給与明細では効力が低くなる傾向があります。

理由書の記載内容は大切ですが、一番重要なのは入管審査官が疑う余地を持たない証拠書類をきちんと提出することであると思います。

証拠書類の収集を併せて留意しておくことは在留資格申請において極めて重要です。

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